祖母の反対で婚約破棄の事例(慰謝料額ゼロ)
ある人の婚約破棄の事例です。
(個人情報保護の観点から一部修正しています。)
元々結婚するつもりで式場を見学したり、婚約指輪と2人の結婚指輪も購入して相手方の両親に挨拶に行きました。
しかし後日、両親に呼び渡された私は一度も会ったことのない相手方の祖母の反対により結婚できないことを告げられました。
その後一年ほど付き合いましたが、結局別れることになり、婚約破棄(?)の際に、すでに購入していた婚約指輪・2人分の結婚指輪を購入した際にかかった費用を全て返してもらいました。
相手の両親に呼び出されて結婚を許さないことを告げられた際に、相手に今後もし別れる場合には指輪の代金を払ってもらうよう事前に伝えてあったのもあり、相手も指輪代金を払ってくれました。
婚約破棄による慰謝料までは言えないでしょうが、指輪代金のみのお金を受けとりました。
このような場合でも婚約破棄による慰謝料をもらうことは出来るのだろうかと考えたこともありましたが、精神的なダメージを受けたことにかわりはないので可能だったと思います。
行政書士からの一言
法律的には結婚というものは当人同士の意思で決まるのですが、現実にはなかなかそのようにはいかず、家庭の反対により結婚できない場合もあります。
この事例のように相手の祖母の反対によって結婚できないこともよく聞く話です。
このような場合、祖母の反対によって結婚できない事は正当な理由がある婚約破棄とは認められない可能性が高いです。
そのため、慰謝料の請求が可能になります。
今回の事例の場合は、お互いが納得していれば問題は無いのですが、慰謝料請求が可能な事例だったと言えるでしょう。
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