婚約破棄の慰謝料(40代)
知り合いが聞いてきた話です。
(個人情報保護の観点から一部修正しています。)
友達(女性)の話ですが、もうすぐ40代に差し掛かろうとしていたところへ婚約破棄されたそうです。
女性の40代と言ったら結婚に焦りが出ている頃と思うのですが、信頼しきっていたお相手から急に別れを切り出されてかなり参ったそうです。
理由を尋ねようにもお相手は電話に出てくれず、具体的に結婚式の日取りも決めていた為怒りが湧き、慰謝料を請求することにしたそうです。
専門家に依頼してこれまでの事情を話しますと、請求は充分可能だということでその方の力をお借りして請求したそうです。 そしてそのお相手はようやく連絡が取れるようになったのですが、請求にはなかなか応じず、挙句の果てにこちらにも非があると言い出し、逆に慰謝料を請求するとまで言い出しました。
しかしお相手の言っていることは事実無根で、長い話し合いの末こちらの言い分を認めて慰謝料を払うことを認めたそうです。
ちなみに請求額は一般的請求額のおよそ2倍ほどと聞いています。 100万~400万ぐらいではないかと想像しています。
行政書士からの一言
年代が上がってくるとどうしても慰謝料額というのは上がる傾向にあります。
違法性、不法性または不当性があがるというよりは、むしろ相手の資力が上がってきているため支払額があがるという傾向があるのだと思います。
原則として報酬を得てこのような問題を扱える専門家としては弁護士と行政書士がいます。
弁護士は交渉をすることができますが、行政書士はできません。
弁護士の方が良いように思いますが、費用の面と個人差があるという点が問題です。
交渉としてどの程度のことを行ってもらえるのかということをきちんと聞いておかれるといいと思います。
交渉といっても書面を出すというだけであれば行政書士でも可能です。
どの専門家に頼むにしても、最終的には自分の意思が一番重要になりますので、相手に対して何らかの請求をする場合は、決してあきらめないという思いを持つことが重要だと思います。
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カテゴリー:不倫慰謝料事例