付き合い始め一年程度の婚約破棄事例(慰謝料250万)
(個人情報保護の観点から一部修正しています。)
私は、この間婚約破棄しました。
私に特に好きな女性が出来たわけではないのですが、付き合っている間に、彼女の攻撃的な性格に段々疲れるようになって来たかです。
いろいろなところに出かけたり、食事をしたり、映画を一緒に見たり、付き合っている男女の普通のパタ-ンだったのですが、そのうちなんとなくしんどくなってきました。
彼女がかなり男性的な人だったのと、私がもともと割合神経質だったことから、無理だったのだと思います。
付き合い始めて1年目に婚約して、いよいよ結納を納めようかというときに私が手を上げました。
結局、彼女の方に私の年収の1/3程の金額を収めました。
金額にして250万円ほどです。
今となっては少し高いかなと思いますが、もともと、結納金として収めるつもりだったので、さばさばとしていました。
彼女のほうも、ある程度「この人とうまくいけるかなあ・・」と少し気にはしていたみたいなので、淡々と婚約破棄が成立しました。
普通は、こんな場合、女性の方が悲しんだり、怒ったり、女性の実家の方が乗り込んできて「どうしてくれる、うちの娘!」とすいう展開になったりするようですが、今回の場合、協議離婚のように たんたんと婚約解消ということに成りました。
いずれにしても、飽きるかもしれないと思ったら、腹をくくるまでは、婚約は口にしない方がいいのかもしれませんね。
断った方が、応分の負担をしなければならないから、そういうことも視野に入れて婚約はするべきなのでしょう。
行政書士からの一言
このように基本的に両者の間に争いがない場合は、本当に淡々と進みます。
今後の争いの再発を防ぐために示談書をきちんと結んでおくというくらいです。
正直なところ、様々な事例を見ていますとこの慰謝料金額が高額であると言わざるを得ません。
なかなかここまで誠実に対応している人は少ないです。
この方は基本的に支払うこと自体には争いがなかったので、いいのですが、最後の部分の「断った方が慰謝料を支払わなければならない」というのは少し誤解を受けるかもしれません。
基本的に離婚などもそうですが、婚約破棄も一方だけが悪いという事はありません。
相方が悪い場合が多いです。
結局は話し合いということになりますが、時間をかけて話し合っていけばある程度双方が妥協することになりますので、金額が下がる場合が多いです。
急ぎすぎると慰謝料額は増額する場合が多いようです。
どのような場合にいくらの慰謝料金額が妥当かという事は客観的に決まるものではありません。
相手の態度やかけられる時間等を考慮して作戦を立てられるといいと思います。
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