上司との不倫(慰謝料額500万円)
不倫に関して寄せられた事例紹介です。
(個人情報保護の観点から一部修正しています。)
同じ職場に、もう還暦に達しようとしている上司と堂々と不倫をしている20代の若い女性がいます。
その女性はあからさまに上司の運転する車で出勤したり、その上司に買ってもらったであろう高価なブランド物のバッグを複数の種類日替わりで身に付けるなど、職場では浮いた存在でした。
仕事に悪影響を及ぼすと多くの社員から敬遠されていたのですが、何分上司の女性ということで処分は甘くありました。
しかしある日のこと、私の家にある女性から電話が掛かって来ました。
その女性は先の上司の奥様と仰います。
ご用件は、ご主人様がお付き合いをなさっている女性の名前と連絡先を教えて欲しいということでした。
困りましたが、そこは正当な判断としてお伝え出来ないとお断りさせて頂きました。
しかし私達も困っていると、社内で問題になっている旨をお話させて頂きました。
すると奥様はご主人様が迷惑を掛けているとお詫び下さり、恐縮しました。
以降しばらくしてから奥様より再びお電話を頂き、様々な機関を通して問題の女性を特定され、慰謝料を請求する手続きに入ったと仰っておられました。
1億請求しても足りないと仰っておられましたが、相手が若い為500万で抑えたと仰っておられました。
それでも高額と思うのですが、与えられた損害を考えれば妥当若しくは足りないと思いました。
その請求に女性は素直に応じ、現在毎月少しずつ支払っているそうです。 これで改心してくれればと思います。
行政書士からの一言。
具体例的な事情が分からないので何とも言えないのですが相当高額だと思われます。
不倫していた女性が何もわからず相手の要求を呑んでしまう場合があります。
今回もそのような事情があるかもしれません。
そうなりますと近いうちに支払いが滞ることが予想されます。
そういった事情がある場合には、中には借金してまで一括で支払えというような要求を出し、相手がそれを呑んでしまうような場合もありますが、通常の場合はすったもんだが続き結局は支払わないことが多いです。
そのようになることを避けるためにできるだけ一括で支払いを受けられる額を受け取ってしまう場合が多いです。
ただ、相手の女性の仕事が簡単には移動できないような場合であれば、最終的には給料に差し押さえに行くという事を念頭にある程度高額でもいいのかもしれません。
そのような場合は示談書を作成しておくと良いでしょう。
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カテゴリー:不倫慰謝料事例