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韓国籍を理由に婚約を破棄された事件について


婚約破棄をについて次の記事があったのでそれについての感想を少し。

<婚約破棄> 「在日差別意識に起因」 女性が市議を提訴

国籍の違う方と結婚することは当然できますし、離婚する原因にもなっていませんので、国籍が違うことを理由に婚約を破棄することは正当な理由がない婚約破棄となって損害賠償の対象となります。

このような問題は、実際は多いのかもしれませんが、基本的にはあまり問題として上がってきません。

婚約破棄の理由として国籍だけを取り上げて問題にするような事は少ないからです。

ほとんどの場合、国籍のみを婚約破棄の理由とはしません。

その他に性格上の不一致などを理由とします。

そうなりますと、国籍のみを理由として婚約破棄に至ったわけではありませんので、様々な事情を考慮して慰謝料額が決定されることになりますので、国籍のみを理由として婚約破棄に至った場合と比べると、違法性が低いと考えられる可能性が高く、賠償額は低くなると思われます。

それに対して今回の場合に国籍を理由に婚約が破棄されたと問題となりやすかった理由としては、男性側が市議会議員で政治的信条を前面に出さざるを得なかったということが挙げられるのかもしれません。

市議会議員でなければニュースにならなかったとも思われますが。

ただ結局のところ、今回市議会議員側は婚約の存在自体を争っていますので、請求が認められるのは難しいかもしれません。

婚約破棄の慰謝料の請求は、婚約の存在と破棄の事実を主張する必要がありますが、その事実を主張して証拠で裏付ける必要があるのは請求する側にあるからです。

請求する側がその事実を証拠で証明できなければ請求する側が負けるのが原則とするという証明責任の考え方からです。

このような問題は、一般の方の間で起こった場合は、

請求される側としては、そもそも婚約が成立していなかったという事と、婚約破棄の理由は様々あり、相手が悪い点もあるという事を主張して防御します。

それに対して攻撃する側は、婚約が成立していたという事実と婚約破棄の理由が国籍のみを理由とするあまりにも違法性の高いものだということを証明する必要がありますので、それを証明する証拠を集めておかれるといいと思います。

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