オリラジ藤森の問題を一般人が起こすとどうなる?
最近巷をにぎわしているオリラジ藤森の問題。
webで調べるとモデルと妊娠中絶の問題を起こしたとか。
350万払って解決したと言われていますが実際のところ真実は分かりません。
それではこのような問題を一般の人が起こしたらどのようになるのか。
お互い独身の男女が付き合って妊娠したものの出産を望まないので堕胎した。
法律論でいくと不法行為になるのかかなり微妙な事案です。
付き合ったのではなく強引に関係を持たされとなるとそれこそ刑事事件で犯罪ものですが合意があるとそうも言えないですし。
実際こういう相談も受けますが最終的には手術費+アルファで数十万で終わりにする例が多いです。
無視し続けて女性が泣き寝入りする場合も多かったりします。
支払うということになっても、不法行為が成立するとは言いがたい場合は、実質的には手切れ金ですが名目上和解金などと名付けつつ示談書を取り交わすこるになります。
示談書には通常は謝罪、これで終わりにすること、このことは秘密にすることなどが書かれます。
オリラジ藤森の場合も慰謝料というよりは和解金できちんとした示談書が結ばれていたのだとは思いますが、いろいろな人の思惑で一般の知れるところになってしまったのでしょうね。
もちろん示談書の規定を破ったということで女性に責任追及できますがこれはあくまで法律的な話で、実際そのようなことをすれば世間から袋だたきにあいかねないでしょうししないでしょうね。
こういうのは法律とは違って事実上の問題です。
法律上の問題と事実上の問題をきちんと理解しながらよりよい解決方法を模索するというのも専門家の役割だと思います。
特に法律上あまり責任を追及できない妊娠中絶などの問題にはこのことは当てはまります。
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